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COUNTER(かうんたー)
ボウリング場のフロントの事。スタッフとお客さんを区切る仕切り。その内側は聖域とされ、ボウリングのフロントマンは、ホテルのフロントマンと同様にお客さんに接しなくてはならないと教えられた事がある。当然、ヒジを付いて接したり、私語はご法度である。それを証拠に、昭和20年代の後半、日本に初めて青山に本格的なボウリングセンターが開業した時にはホテルマン顔負けの容姿端麗品行方正のフロントマンが接客をしていたのだ。

筆者がフロントや接客のノウハウを習った支配人は、場内放送で呼んでも来なかったお客さんに対してボールペンの先でカウンターを叩きながら「今、呼んだョ!もう一回呼ぶからそこで待ってて!」とお客さんに謝らせる接客をしていた。こんな事は自分の芝生だけなのかと思っていたら、千葉のあるセンターでは「どれくらい待ちますか?」と質問に「そこに書いてあるでしょ。」と思わず平伏してしまう説得力のあるお答え。某所のセンターでは「ボウリング場はお休みはありますか?」の質問に「一年中やってますよーーー。」と答えていた役職名札の付いたスタッフもおられた。どう見ても、接客のマナーやモラルといったものは皆無に等しい。

良し悪しの判断は任せるが、お客様に“やってもらう”より“やらしてやる”という体質がボウリング場らしいといえばボウリング場らしいのだ。
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